P4Eワークショップ:子どものための哲学対話—Philosophy for Children—

P4Eワークショップ:子どものための哲学対話—Philosophy for Children—

4歳から6歳までの子どもと、その保護者のための哲学対話イベントです。4月より、毎月第4土曜日に開催いたします。ちいさな子どもたちが「問い」が好きだということは疑いようもありません。大人も答えを知らないような疑問への、子どもの意見をきいてみませんか?子どもたちの持つ、日常の何気ない疑問を大人も一緒に考えてみませんか?

イベントの概要

● 日時:2015年5月23日(土) 10:30〜11:30 (10:15より受付開始)

● 対象:4歳、5歳、6歳の未就学のお子様および保護者の皆様
※姉妹・兄弟でご参加いただいても構いません。

● 会場:東京大学 駒場キャンパス 21 KOMCEE 301、302

●定員:親子15組 (申込み先着順)

● 参加費:無料
※当日イベントの様子を撮影し、今後、UTCPや当団体の広報等に使用する場合があります。予めご了承ください。
※会場での飲食物の販売はございません。

● 使用言語:日本語

● 主催:特定非営利活動法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ

● 共催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)
上廣共生哲学寄付研究部門 L3プロジェクト「Philosophy for Everyone(哲学をすべての人に)

● 申込み:定員に達したため、申込みを締め切りました。

オーガナイザー

  • 川辺 洋平川辺 洋平

協力:梶谷真司 (UTCP・P4Eプロジェクトコーディネーター)

レポート

今回で三回目を迎えた「こどものための哲学対話」、前回までより少し落ち着いた雰囲気で始まりました。
今日の対話の素材はみんな大好き紙芝居。ホンモノの王様とニセモノの王様が、王様の座を争って勝負するお話です。紙芝居が始まるとみんなぐぐっと前のめりになり、食い入るように見つめています。ここからどんな、なぜなぜがでてく るのか楽しみです。

対話は子どもチームと大人チームに分かれてスタート!
「がんばれば王様になれるの?」
「強くなったら王様になれるの?」
色々な疑問に頭をひねって、イキイキと自分の考えを言えてます。
頭をひねったら息抜きのフルーツバスケットを挟んで充電タイム。
ようやくみんなの緊張もほぐれてきました。
後半の対話での「王様っぽくずっとしてれば王様になれるんだ!」という男の子の意見に、私も考えさせられました。

対話のあとは子どもと大人で内容をシェア。
大人が考えていた「ウソはついてもいいの?」という問いに子どもも興味津々でした。
大人はいつも「ウソはダメ」言ってるのにね。
帰り道やおうちでも、なぜなぜが続きそうな雰囲気でした。

(レポート:武藤玉樹)

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局