哲学プラクティス連絡会第10回大会・日本哲学プラクティス学会第5回大会が9/28(土)・9/29(日)に長野県立大学で開催されました。アーダコーダのメンバーや関係者も多く参加し、アーダコーダが協力を行う「哲学対話ファシリテーターのための探究コース」に関連する研究発表など、様々な発表やワークショップが行われました。
アーダコーダメンバー(アーダコーダー)とインターンが関わった発表やワークショップには次のようなものがありました。
・哲学プラクティス連絡会
大前みどり、角田将太郎、文平光子
「メタダイアローグをやってみよう!」
尾崎絢子
「(仮)保育における対話の場やその周縁で生成される「問い」と保育者の哲学的態度の関係性についての考察」
アーダコーダインターン生(黒田夏帆、他)
「競技型哲学対話の種々のルールの違いおよびそこから生じる対話の質的な違い」
小川泰治、得居千照、片柳那奈子、麻生修司、神原裕、増田陽子(『みんなで考えよう』編集委員)
「『みんなで考えよう』編集委員企画 哲プラ系雑誌レビュー祭り ーどうすれば書かれたものを通して「みんなで考える」ことができる?」
・日本哲学プラクティス学会
後藤美乃理・土屋陽介・西山渓・松尾由希子・神戸和佳子・安本志帆
「対立が続く地域の学校における哲学の実践と教師のあり方
板野誠
「哲学対話における沈黙と排除 ――対話というメディアの限界を検討する」
角田將太郎・文平光子・大前みどり
「哲学対話のファシリテーターは何をしているのか?」
当日は、哲学プラクティスに関わる多様な方々が長野に集まりました。普段はオンラインで頻繁に話しているものの、対面でお会いする機会が少なかった方々や、名前は知っていたもののこれまでお話しする機会がなかった方、さらには今回初めてお会いした方など、多くの方と直接交流することができました。そのおかげで、とても充実した時間を過ごすことができました。やはり、哲学プラクティス連絡会・学会は「お祭り」のような場だと感じた2日間でした。(ライター:つの)