9月20日(金)、東京都荒川区役所にて、荒川区地域文化スポーツ部生涯学習課主催の地域子育てサポーター養成講座「こどもの声 どう聴いたらいいの?哲学対話から学ぶ こどもとの関係づくり」が開催されました。参加者は荒川区で子どもに関わる活動をされている方々で、定員30名の枠は満席となりました。
この講座では、哲学対話のポイントを学びながら、子どもの考えや意見にどのように耳を傾けるかを考え、仕事や活動の中で子どもの主体性を尊重しつつ対話を深める方法を模索しました。まず、哲学対話の進行やその要点についての講義が行われ、その後「こどもの声、どう聴いたらいいの?」というテーマでグループに分かれた哲学対話が行われました。参加者同士が、自分の経験や悩みを共有し合いながら、問いについて探究を深めていく時間となりました。
日常的に子どもと接する機会の多い方々が集まったことで、非常に具体的で実践的な対話となりました。子どもとの関わり方は参加者それぞれで様々で、それをお互いに聴き合うことで、自分の普段の関わり方を見つめ直す時間になったのではないかと思います。アンケートでも「講義は子どもに関わる活動・仕事の参考になりましたか?」という設問に対して、ほぼ全ての方が「参考になった」と答えており、多くの方が新たな気づきを得てくださったようで、嬉しく思います。
(ライター:つの)