2022年11月 藤沢翔陵高校 総合的な探究の時間〈実施レポート〉

11月は2学期の集大成の1つ、最終発表を36回目の授業で実施しました。第30回目の授業から最終発表までの全6回の授業の中では、中間発表の際にもらったフィードバックを元に探究をさらに深めることに挑戦!と同時に、最終発表後、12月に実施したフィールドワークの準備も並行して行いました。フィールドワークの場にそれぞれのグループのテーマに造詣が深いゲストをお呼びするため、11月はそれぞれのグループでゲスト探し、ゲストのアポ取り、そしてメールでのご連絡まですべてやってみる、という大変盛りだくさんな1か月になりました。

第30回では最終発表までの道のりを確認し、フィールドワークにお呼びしたいゲストを検討する時間としました。第31回から第35回ではゲストにお呼びしたい方のリストを作成し、メールでのアポ取りにもチャレンジしてみました。

ゲストがスムーズに決まったグループもあれば、なかなかゲストが決まらず苦戦するグループも多く、誰かの時間をもらうことの難しさを体感する良い機会だったように感じました。ゲストのことを考えながら同時に探究についても進める必要があったため、チームでの役割分担が不可欠となりましたが、既に同じグループで探求を初めて3か月目に突入していた生徒たち。お互いの得手不得手もだいぶ把握できるようになり、タスクの役割分担が割とすんなりと決まるグループも多かったように見受けられました。

3学期は個人の探究へと舵を切っていきますが、他者と共に探究すること、グループで進めていくことのたくさんの難しさに出会い、そして乗り越えることができた11月だったように感じています。(ライター:とばやん)

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局