こども哲学教室ソフィー柏の葉 2022年度第4回目〈実施レポート〉

こども哲学教室ソフィー柏の葉で5月21日(土)に今年度第4回目のクラスを実施しました。

今回のテーマは「いただきます」。
日々あたり前に行っている食事の前の挨拶「いただきます」に注目し、哲学対話を行いました。

「いただきます」「ごちそうさまでした」は日本ならではの挨拶(風習)とされ、海外には同じ意味にあたる言葉がないそうです。あまりにも生活に馴染んでいて、普段の生活ではその意味や誰に対して言っているのかを意識しないことも多い「いただきます」。

ここを出発点に、SDGsの目標になっている「飢餓をゼロに」にも触れながら、「食事」「食べる」「生きる」「命」などについてどんなことを感じ・考えているのか伝えあい、聞き合いました。

・いつも「いただきます」を言う時にどんなことを考えている?
・お菓子を食べる時や水を飲む時にも「いただきます」って言った方がいい?
・「いただきます」を言わないのは悪いこと?

など、様々な問いについて考えました。

「ありがとうとかは考えてなくて、ただ食べるぞーっていう楽しみな気持ち」
「食べ物になってくれた命にありがとうって思うのに、多すぎたり苦手な食べ物だと残しちゃう。無理して食べたらお腹破裂しちゃうから、作り過ぎないで欲しい。」

など、それぞれの考えを伝え合い、みんなで考えを深めていきました。

ソフィー柏の葉では、毎回様々なテーマ・活動を通じてこどもたちと「哲学する」ことを楽しんでいます。

クラスは毎月第1、第3土曜日に実施しており、次回は5月21日(土)です。体験も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。(ライター:角田)

ビギナーコース(年中〜小1)

アドバンスコース(小2〜小4)

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局