こども哲学教室ソフィー柏の葉 2022年度第6回目〈実施レポート〉

こども哲学教室ソフィー柏の葉で6月18日(土)に今年度第6回目のクラスを実施しました。今回のテーマは「すき・きらい」。

ソフィーでは、4月から新しいメンバーも加わり、落ち着いてきた頃ですが、今回は改めてソフィーの仲間で相互理解を図ったり自己理解を深めたりするために、「すき・きらい」に丁寧に向き合う時間を作りました。

ビギナーコースでは、自分の好きなこと、苦手や嫌いなことを絵や文字で表現し、それを見せながら自己紹介をしました。雷が怖いと言っていたRさん、雷はピカピカ光ってなんだかワクワクするから好きという意見を聞いて、ポケモンのピカチュウが出す技みたいでいいかもしれないと、雷の好きなところも見つかったようです。

自分の「すき・きらい」の理由を伝えたり、他の人の「すき・きらい」を聞いて気になることを質問したりすることは、相互理解を深め、探求の共同体の土壌づくりに繋がります。また、他の人の話を聞くことで、「自分と同じだ!」「自分とは違うな」「忘れていたけど私もそれすき(きらい!)」など、誰かと一緒に考えるからこそ気付くことがあると思います。

授業の終わりには、子どもたち自身で今日の対話を評価をする時間を作りました。

・「人の話をよく聞けた?」
・「じっくりよく考えることができた?」
・「楽しかった?」
の3項目で、それぞれできた数だけ、ビンの中に、ビー玉を入れていきます。

子どもたちの探求の共同体を子どもたち自身によって作っていくためには、「この仲間でどんなことができたらいいか」ということを自分達で決めることが大切だと考えます。そのため、次回以降は、評価項目も子どもたちに決めてもらおうと思います。
みんなでビンを綺麗なビー玉でいっぱいにするのが楽しみです。

ソフィー柏の葉では、毎回様々なテーマ・活動を通じてこどもたちと「哲学する」ことを楽しんでいます。クラスは毎月第1、第3土曜日に実施しており、次回は7月2日(土)です。

体験も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。(ライター:盛岡)

ビギナーコース(年中〜小1)

アドバンスコース(小2〜小4)

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局