
台風が通り過ぎて、少し暑さが和らぎましたね。朝方は肌寒さも感じられ、秋支度始まりの予感です♪9月最初のソフィーは、今年の夏を振り返る事からスタートしました。
夏の振り返り…というと、だいたいは「花火ををしたよ!」など体験したことが話されるのですが、この日のソフィーでは「スイカ割りをしなかったよ!」など、◯◯しなかった話で盛り上がり、次第にそれが不思議に感じ始めて「夏はやっぱりスイカ割りって思ったけど、そのやっぱりってなんだ?」と考え始めるなどして盛り上がりました。こうして夏の出来事をみんなで思い出しているうちに、ちょこちょこと問いが生まれる場面があるのはソフィーの時間ならではなのかなと思います。そんな夏にまつわる話から発展した「なぜ?」に話題がうつったところで、改めて問いを出し合っていきました。この日はまだプレーンバニラを経験していなかった参加者もいたので、「問いだし」を丁寧に行いました。
普段の経験から感じているモヤモヤにピッタリな言葉はなんだろう?
それを相手に伝えるにはどんな言葉がいいたろう?
みんなで問える「問いのかたち」にするにはどうしたらいいだろう?
うーん…と時々上を向いて考え込んだりと難しさを感じながらも、ゆっくり考えたり、みんなで考え合ったりしながら、問いをかたち作っていきました。
最終的に注目が集まった問いが
本当の優しさとは?
(相手に優しくしても、結局自分が嬉しくなるから、それって本当に相手に優しくしてると言えないのでは?)
でした。
この問いは何度もソフィーの時間で問いとして立てられ、対話をしてきました。わからない事をわからないままにせず、同じ問いで繰り返し問えるのもソフィーの良さかと思いました。真剣に問いと向き合い、よりわからなくなっていくソフィーっこたちを見ていて、考えることへの体力の強さを改めて感じました。
(ライター:朝倉)
