9/13(金)の回のテーマは芸術でした。
作品を見て回って、まずは問い出し。「アートっぽく見える作品とそうじゃない作品のちがいは?」などアートとは何かを問うような問いと、「アートはなぜ社会に必要なのか?」という社会におけるアートの意義を問うような問いの、大きく2種類の問いが多く出されました。
最終的に選ばれたのは「芸術がこれまでの常識を疑うものだとすると、芸術は明るい未来のために必要なのか?」という問い。芸術はこれまでの前提を疑うもの?アートの意義って社会や未来のため?明るい未来って?マトリックスのように技術が発展した先の未来は明るい未来?など問いの前提を問い合うような対話になりました。
わたしたちは明るい未来のことを考える時に、つい自分や人間を中心に考えてしまいがちだけど、それは本当に「明るい未来」なのだろうか…そんなことを考えさせられました。一方で言葉や概念を持たない生き物や無機物にとっての幸せをどのように考えれば良いのでしょうか。こんなふうに問いあって、意見を述べ合って、明るい未来のことを考えるのは人間や人間に近い存在たちだけのようにも思われます。「明るい未来」ってなんなんでしょうね…(ライター:つの)