【開催レポート】「10代のための哲学対話部@オンライン」2024年12月イベント

開催日時:12月28日(土)14:00~15:30

参加者:5名

進行役:はせがわ

第5期初のイベントはアーダコーダ内で行いました!

アーダコーダーの角田さんや他のインターン生と一緒に哲学対話ができて楽しかったです。

まだ哲学対話のイベントの経験が浅いメンバーもいらしたので、

まずは哲学対話の定義やルールの共有をしました。

いつも自分が進行させていただいているイベントではこう定義づけています:

哲学対話とは「答えがすぐに出ない・分からない問いと向き合って

みんなで一緒に深く考え、話し合う場」である。

そして参加してくださっている皆さんが安心して楽しく対話ができるように5つのルールを設けています。

① 意見は無理に言わなくても大丈夫

② 発言する時は手を挙げよう

③ 分からなかったら聞こう

④ 意見がまとまらなくても、変わっても大丈夫

⑤ 人を傷つけることは言わない

対話に入る前に少しアイスブレイクをしました。ちょっと前はクリスマスだったので、どう過ごされたのかを皆で共有したりもしました。バイトやパーティだったり、家族と過ごしたりで私も含め、皆さんお忙しかったみたいです。

このイベントは事前にテーマや問いを設けていないので、問い出しから対話に入りました。

5分間で10つの問いがあがり、多数決でこの問いに決めました:

もしクリスマスや正月というイベントがなかったら、どう感じるのか?

この問いを踏まえて、私たちはクリスマスとお正月に対する「意識や印象の違い」に重点を当て、対話に挑みました。

個人的には、ワクワクするクリスマスが終わると新年を迎えるため気を引き締めなきゃ、と思っていました。一年を振り返って反省をして、来年こそはこうしなきゃ!といった義務感も感じつつ、お正月を過ごす感じです。

でも今日は必ずしも皆が同じ考えを持っているわけではないという哲学対話の醍醐味を改めて感じることになりました。「クリスマスってこうだよね」「お正月ってこうだよね」といった自分が持っている固定概念をいい意味で打ち砕いたと思います。

お正月は帰省して、ダラダラ過ごしながら美味しいご飯を食べるという過ごし方ももちろん「アリ」で、「クリスマスは楽しまないといけない」というプレッシャーを感じるといった意見も、やっぱり「アリ」なんです。

クリスマスやお正月には色々な捉え方があるんだなぁと思う対話になりました。

とても有意義な時間をありがとうございました!

(ライター:はせがわ)

告知

「10代のための哲学対話部@オンライン」では2025年1月も2月もイベントを開催しております!

<1月イベント>

★「偏愛マップ」x哲学対話

[ 主催 ] NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ学生インターン

[ 日時 ] 1月25日(土) 17:00 ~19:00

[ 場所 ] ZOOM

[ 対象 ] 中学生から大学生の方 (定員10名)

[ 参加費 ] 無料

[ 申込方法 ] Google Form

こちらのフォームよりご応募ください!(⚠締切 :1月22日(水) 23:59 まで)

詳細はこちらから:

<2月イベント>

★ テーマ:学び(※問いは当日話し合って決めます)

[ 主催 ] NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ学生インターン

[ 日時 ] 2月20日(木) 19:30~21:00

[ 場所 ] ZOOM

[ 対象 ] 中学生から大学生の方 (定員10名)

[ 参加費 ] 無料

[ 申込方法 ] Google Form

こちらのフォームよりご応募ください!(締切 :2月17日(月) 23:59 まで)

詳細はこちらから

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局