
4月の哲学プラクティスあれこれゆるゆるトークのテーマは「日本の公立小学校での、こども哲学」
山梨県で公立小学校の教員をされている北浦貴之さんをゲストにお迎えしました。北浦さんが、こどものてつがく(p4c)を知ったのは、もう10年ほど前のこと。その後、当時、東京の立教大学で開かれていた「子どもの哲学研修会」に参加されるようになったそうです。また、同時期に子どもたちから投げかけられた問いをきっかけに、手探りで、学校でも、こどもてつがくをするようになったとのことでした。
トークでは、そんな北浦さんが、こどものてつがく(p4c)を知ったきっかけや、はじめたいきさつ、どのように実践しているか、そして「公立小学校で」ということをめぐってじっくりお話をお伺いしました。
また、北浦さんが実際に使っているワークシートや「てつがくするための7つのやくそく」「よく考えるための道具」「いつでも言える魔法のことば」などもご紹介いただきました。
日々の取り組みや、その中で北浦さんが感じてきたこと、考えてきたことなどについてのお話を通して、「公立小学校で」ということの可能性と重みを感じる時間となりました。
(ライター:井尻)
次回のゲストは特定非営利活動法人クリエイティブサポートレッツの久保田翠さん。これまで数多くのアートプロジェクトを行い、現在では、障害のある人が自分らしく生きることを支える施設「障害福祉サービス事業所 アルス・ノヴァ」重度訪問介護、行動援護、移動支援等を行う「ヘルパー事業所アルス・ノヴァULTRA」、地域活動支援センター「ちまた公民館」、様々な人たちが集う、文化発信拠点「仮称)たけし文化センター連尺町」などの運営も行うレッツでは、実はもう10年ほど前から、継続的に哲学カフェ「かたりのヴぁ」が行われています。そこで今回は、久保田さんに、レッツと「哲学カフェ」の関係について、あれこれゆるゆるとお話を伺いたいと思います。
・レッツはどんな団体か
・どんなきっかけで哲学カフェを始めたのか
・現在はどんな感じでやっているのか(場所、人数、テーマ、参加者など)
・なぜ続けているのか
・レッツの活動の中で、「哲学カフェ」はどんな意味を持っているのか
などなど。時間の許す限り、聞いてみたいと思っております。
ここでしか聞けない話になると思います。この機会にぜひご参加くださいませ!
[ 日時 ] 6月21日(土) 10:00~11:30 (アーカイブ配信あり)
[ 場所 ] オンライン
[ 対象 ] 定員30名程度
[ 参加費 ] 1,500円
[ 申込方法 ] Peatixページから