【開催レポート】「こども哲学の評価、どうしてる?(学校での、こども哲学の場合)」:哲学プラクティスあれこれゆるゆる(できないかもしれない)トーク(1/25、オンライン)

神戸大学 附属中等教育学校 教諭の中川雅道さんをゲストにお迎えし開催した今回のトーク。実際に授業(国語、道徳、総合学習(探究)など)で哲学対話を実施されてきた中川さんが、評価についてどう考えてきたか。具体的にどのような方法で評価を行っているか、じっくりお話しいただきました。

そもそも「評価をしないといけない、は本当?」という問いからはじまったお話。法令に規定されていることを確認した後、評価を考えてみるところへ。

できたら評価はしたくない。評価が必要だとして、それはあくまで「評価される者」がよりよい学びに向かうためにあってほしいという中川さん。

じゃあ、どんなふうに評価をするのがよいんだろう、ということで、出てきたのが子どもたちによる「相互評価」という考え方でした。さらには、その相互評価のルーブリックも、子どもたちが自分たちで作るという!

この評価の仕組みを実際に授業に取り入れるまで3〜4年かかったという中川さんの言葉に、驚いた参加者も多かったようです。

参加された方からは「この評価の取り組みの中で、一番困難を感じたところはどこか」「子どもたちは納得感を得ているのか」といった質問が出されました。

みなさんは、評価の仕組みを作るとしたら、どのように作るでしょうか。ぜひ考えてみてください!哲学プラクティスあれこれゆるゆるトーク、次回は2/25を予定しています。詳細、お申し込みはこちらからどうぞ!(ライター:井尻貴子)

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アーダコーダ事務局