【実施レポート】こども哲学教室ソフィー

10月からリニューアルし90分に拡大したソフィー !

今回は久しぶりにレベルアップゲームをやりました。お題は子ども達と一緒に『こわい』と『ほっとする』に決めました 。

※レベルアップゲーム…各々がお題に合うものを持ってきて、お題に合うと思う理由を説明し、みんなが持ってきたものの中で一番お題にピッタリだったものを決めていくゲーム。お題は『強い』『役に立つ』などなど

一つ目の『こわい』では、暗闇、包丁、そして無表情に近い女の子の顔が書かれた大きなポスターなどが挙がりました。みなさんはどんなものがこわいと感じますか?今回参加した子どもたちは30,40分の対話のあと、意外にも1番こわいものはそれぞれ分かれたようでした。

なぜこんなに分かれるのだろう?それをさらに考えていくと、人の心というキーワードも出てきました。人の心とこわさのつながり、話したいことがどんどん浮かびますが、おやくそくどおり二つ目のお題に。

二つ目の『ほっとする』では、ぬいぐるみ、スマホ、ネコ、家などがあがり、それぞれのほっとする理由や状況について話しました。「ほっとする」と感じるには「こわい」や「緊張」「心配」「気を張っている」などその反対の状況があるのでは?触り心地って大事かも!など、具体例を並べて考えることでさまざまな気づきがありました。体験で来てくれた1年生をベテランの高学年生が暖かく見守りつつ、それぞれの立場から一緒に考えることのできた素敵な時間でした。
(ライター:かなこ) 

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アーダコーダ事務局