今回のテーマは
「どんなウソならついていいの?」
「エイプリルフール」をきっかけに、「嘘とは何か」「ついていい嘘といけない嘘はあるのか」について考えました。
企業のユーモアある嘘(架空の商品や映画の発表など)から始まり、子どもたちは自然と自分たちの経験へと話を広げていきました。友達に嘘をつかれた体験や、家族とのやり取り、日常の中での小さな嘘など、具体的なエピソードが数多く共有されました。
対話の中で特に多く出てきたのは、
人が亡くなったという嘘など、人を深く悲しませる嘘はよくない
お金や物をだまし取るような嘘は、嘘ではなく「詐欺」であり許されない
といったものでした。
更に対話が進むと、
相手を喜ばせるためや、場の空気を和らげるための嘘は、場合によっては許されるのではないか
自分を奮い立たせるための「できると言う」ことは、嘘なのか挑戦なのか
また、
嘘かどうかは誰が決めるのか
という新たな問いも生まれていきました。
本人に悪気がなくても、受け取る側が「嘘だ」と感じることもあれば、その逆もある。嘘は単純に白黒で分けられるものではなく、関係性や状況によって意味が変わる可能性があることに気づく場面もありました。
さらに、
本当のことしか言わない人は良い人なのか
という問いも登場し、正直さと優しさの関係について考えるきっかけにもなりました。
今回の対話では、一つの結論にたどり着くことよりも、子どもたちが自分の経験や感情を手がかりに、多角的に考えを広げていく姿が印象的でした。対話を通じて、「嘘」という身近なテーマの奥にある倫理や関係性について、それぞれが考える時間となりました。
今回のソフィーでは低学年から高学年と年齢の差がある対話でしたが、とりあげたテーマ「嘘」に関してはどの年齢もモヤモヤする場面に出会っており、自身の経験からくる具体例が多く語られ、こども達の関心の強さを感じました。この対話を通して、もっと言いたい!もっと考えたい!もっと知りたい!という気持ちが高まっているので、その気持ちを大切にし、今後も引き続き考えていきたいと思います!
(ライター:朝倉)
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