【実施レポート】藤沢翔陵高等学校での「探究発表最終選考会」の実施

アーダコーダは、今年度も藤沢翔陵高等学校で各学年の年間約50コマの「総合的な探究の時間」の授業のコーディネートを担当しています

1月11日(土)に「探究発表最終選考会」が実施されました。この選考会では、藤沢翔陵高校の先生方が運営する「ゼミ」の代表として、書類選考を通過した3年生10名が3年間の個人探究の成果を発表しました。

発表テーマは「北鎌倉を100年後にも維持するには」「身体障害を抱える人々にとって生きやすい社会とは」など、ユニークで社会的な視点を持つものばかり。

その中で最優秀賞に輝いたのは 「スターバックス江ノ島店の閉店理由について」 という探究でした。この探究では、閉店の理由を経営学的視点と環境学的視点の2つの側面から考察し、閉店を回避するための新商品のビジュアルイメージまで提案。

さらに、スライドや原稿を一切見ずに行われたプレゼンテーションは圧巻でした。

アーダコーダが「総合的な探究の時間」のコーディネートを担当し始めた1年目から学んできた生徒たちの集大成でもあり、その成長した姿に深く心を打たれました。卒業後、生徒たちはそれぞれの進路へと進んでいきます。藤沢翔陵での「総合的な探究の時間」で培った経験が、これからの未来に活かされることを願っています

(ライター:つの)

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アーダコーダ事務局