8月25日、中高生世代向け哲学探究プログラム「てつがくの学校」にて、現代アーティスト・井手尾雪さんを講師にお迎えしオンラインレクチャーを実施しました。
*「てつがくの学校」はアーダコーダが今年度から新たに主催している1年間の探究プログラムです。
<中高生世代向け哲学探究プログラム「てつがくの学校」>
https://ardacoda.com/tetsugakunogakko/
今回のレクチャーでは、「文章ではない哲学の表現」をテーマに、井手尾さんご自身の作品制作の過程をたどりながら、「ことばとイメージのあいだで考える」ことについてお話しいただきました。
井手尾さんが過去実施された展覧会『砂の部屋(明るくて、重い)』を例に、作品の種を探すところから、試作、制作、会場設営や振り返りまで含め、実際の一連の制作過程を丁寧にご説明いただきました。
アーティストの方がどのような考えのもとに作品を構想し展示を企画するのか、
浮かんだイメージをどのような方法で記録に残しているのか、
そうしたリアルな制作プロセスに触れることは、なかなか得難い貴重な機会ではないでしょうか?
また、レクチャーの後半では、参加者の作品を井手尾さんに公開講評していただきました!
本プログラムでは、自身の探究をまとめる最終成果物が文章以外の表現(絵や造形物等)になることも想定しています。
今回は、特にそうした表現を検討しているみなさんが、井手尾さんのお話にたくさんの刺激を受け、キラキラとした目でお話を聴いている様子が印象的でした。
参加者からは、今回の主題でもあった「ことばとイメージの間を行き来しながら考えること」が、哲学探究における自身の思考のストラクチャーづくりにも通ずる、という気づきが寄せられました。
みなさんがそれぞれの探究のなかで、言葉だけではなく多様な方法で問いと向き合っていくきっかけになればと思います。
井手尾さん、貴重なお話と作品講評をありがとうございました!
9月は哲学探究のためのレクチャーを集中的に行う期間、
10月はグループメンタリングで自身の探究を実際にドライブさせていく期間になります。
みなさんが問いと向き合いながらどう試行錯誤していくのか、メンター一同非常に楽しみです。
(ライター:浅野)

