【実施レポート】山手学院中学校高等学校「GLP講座」じっくり考える会

2025年5月~6月にかけて、山手学院中学校高等学校で「じっくり考える会」を5回にわたり実施しました。

今年度の参加者は22名。中学校3年生と高校1年生の生徒が参加をしてくれました。

全5回の授業の中で、参加者は目の前の問いに対して授業のタイトル通り、本当にじっくりと丁寧に向き合い、たくさんの問いを生み出し、質問を交わして考えを深めていました。「どんな問いでも楽しく対話できると思うからどんな問いでもいいよ」と話していた生徒が後半生徒たちが問いを出す回の中で、積極的に複数問いを提案してくれていたことが印象的でした。

また、授業全5回実施後の生徒たちの振り返りのアンケートにおいては、
「問いに対して思っていた事が、対話を通し他者の意見を取り入れていく事で変化していくことを感じた」
「たくさんの人の意見で考え方が変わり、視野が広がった」
「日常で何気なく通り過ぎていたこととか、何も感じなかったことに立ち止まって深く考えることができて楽しかった」
など、哲学対話を、じっくり考えることを真剣に楽しんでくれたことが伝わってくる内容が書かれていました。

山手学院中学校高等学校では来年度も引き続きアーダコーダがじっくり考える会の授業を実施予定です。

(ライター:鳥羽瀬)

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局