2024年9月、横須賀学院小学校の1年生~4年生の児童に向けて、こども哲学の授業を実施しました。1年生にとっては初めての、2~4年生にとっては昨年度ぶり、本当に久しぶりのこども哲学の実施となりました。

授業の冒頭はまず、こども哲学とは何か、どういった姿勢で授業の参加したらよいのかをみんなで考えることからのスタートとなりました。1年生と2年生はてつがくバスケットを実施し、たくさんの問いにゲームを通じて触れ合いました。3年生と4年生は問いカードを使用して、多くの問いに触れあいながらグループでの哲学対話を実施しました。

もう今年で4年目のこども哲学となる4年生の児童たちは、自分の意見を熱心に相手に伝えながらも積極的に互いに質問し合い、グループでの対話を楽しむための努力をチームとなって行っている姿勢が見られました。授業の最後は全員での大きな輪になり、次に話してみたい問い、今最も気になっている問いについて共有し合う時間を設け、こども哲学の授業がない間も、それぞれ自分の中で、家庭やお友達との間で、こども哲学の実践をしていくことを約束しました。(ライター:鳥羽瀬)