10代のための哲学対話部<第10回活動>申込受付開始

7月24日19時30分から実施予定の中高生向け哲学対話企画・10代のための哲学対話部のご案内をいたします。

通算10回目となる今回は、日本初の試みとなる競技型哲学対話の模擬試合を兼ねた特別セッションとなります。突然ですが、米国や豪州の教育機関では「競技型哲学対話」なるものが広く行われていることを皆さんはご存知でしょうか?

「National Ethics Bowl」や「Philosothon」とも呼ばれるこの競技は、若者の対話的知性の養成を目的として従来の哲学対話やディベートの形式を組み合わせ開発されました。

現在、10代のための哲学対話ぶでは、日本国内での競技型哲学対話の普及を目指し、ルールの試案作成に取り組んでいます。今回の哲学対話部では2時間ほどかけて競技型哲学対話の試合を実施します。

主な流れとしては、最初に参加者を2チームに分けた上で各チーム内で哲学対話を行い、チーム内哲学対話で出てきた意見をまとめた上で相手チームとの意見交換を行うことになります(参加希望者には後日詳細なルール説明を行います)。

「自由意志は存在するのか」「相手の思考を理解することは可能なのか」といったテーマを中心に対話を進める本競技では、相手を論破する能力ではなく、相手チームの意見から学び取る能力や他者の意見を尊重する姿勢が主な評価対象となります!

哲学やディベートに興味がある方は勿論、競技型哲学対話という聞き覚えのない概念に対して興味を抱いた方も大歓迎です!ドシドシご応募下さい!!前例のない試みとなりますので、運営側にも不手際が多々あるかもしれませんが、何卒参加のほどよろしくお願いいたします。(ライター:増田)

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アーダコーダ事務局