【実施レポート】武蔵野大学高等学校「Liberal Arts Musashino」第2&3ターム

武蔵野大学高等学校1年生を対象とした哲学対話の第2タームが終わり、第3タームがスタートしました。

本講座は、LAM(Liberal Arts Musashino)と呼ばれる学校独自の教育カリキュラムの一環として実施されており、生徒が希望する講座を選択して受講します。第2,3タームの受講生は約40名。クラスが混在しており、互いに初対面となる生徒も多く見られました。

今回の受講生も、ほとんどが哲学対話に初めて触れる生徒たちだったため、初回から2回目の授業では「哲学対話とは何か」「哲学対話の心構え」など、基本的な考え方や授業で大切にしたい姿勢について共有しました。あわせて、聞くこと・問うことのトレーニングとして質問ゲームを行い、生徒同士が安心して発言できる場づくりを進めました。回を重ねるごとに発言も増え、クラス全体に少しずつ対話の雰囲気が醸成されていきました。

3回目以降の授業では、本格的に哲学対話を実施しました。対話で扱う問いは講師から提示するのではなく、生徒自身が考え、出し合った問いの中から投票によって決定しました。また、音楽を聴いたうえで感じたことや考えたことをもとに問いを立てる試みも行いました。これは、授業内にとどまらず、日常生活の中でも「問いを立てる姿勢」を持ってほしいという意図から実施したものです。

第3タームでは、これまでの学びをアウトプットしていきます。他の講座を受講している生徒に向けて、本講座で行ってきた哲学対話の内容や学びを伝える動画を制作する予定です。あわせて、学校関係者の寺院を会場に、外部の参加者を招いた哲学対話を、生徒主導で実施することも計画しています。

寺院での哲学対話については、アーダコーダのホームページ等で参加者を募集する可能性もありますので、その際には是非ご協力をお願いいたします。

(ライター:幡野)

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局