【実施レポート】カフェフィロ20周年記念イベント

11月16日(日)、大阪・應典院にてカフェフィロ20周年記念イベントが開催されました。2000年に同院で哲学カフェが始まってから25年という節目の年でもあり、「社会のなかで生きる哲学」の現在地と未来を見つめ直す一日となりました。

午前のシンポジウムでは、2000年代・2010年代・2020年代を振り返りながら、日本の哲学カフェがどのように広がり、社会に根付いてきたのかを確認しました。午後のシンポジウムでは、企業・研究者・NPO・個人・任意団体など、多様な立場から哲学に関わる登壇者が集まり、「社会のなかで生きる哲学」がこれからどこに向かうのかについて議論が交わされました。

それぞれが異なる立場から活動しているからこそ、「担えること・担えないこと」が自然と浮かび上がり、全体の風景がより立体的に見えてくる感覚がありました。多様な実践が互いを尊重し合いながら共存し、ひとつの大きな流れをそれぞれの角度から支えている。その姿に、日本の哲学プラクティスが積み重ねてきた歴史の厚みをあらためて感じられました。

また、法人として動ける強み、ビジネスと学術を横断する視点、個人としての柔軟性や土着性など、各立場だからこそ見える可能性もより鮮明になりました。カフェフィロの歴史を踏まえ、自分たちの現在地をどう捉え、アーダコーダがこれからどこへ向かうのかを考える上でも、大きなヒントを得られた時間だったように思います。

節目の場にご一緒できたことに心から感謝しつつ、また新たな協働の機会をご一緒できればと願っています。
(ライター:つの)

※撮影:多鹿雅人 

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アーダコーダ事務局