世界60カ国で実践、日本では私立小中学校のカリキュラムに続々導入決定
教育・育児業界で話題の「こども哲学」入門書の決定版が登場!
「こども哲学ハンドブック 自由に考え、自由に話す場のつくり方」
特定非営利活動法人 こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ(神奈川県藤沢市、代表理事/角田将太郎) は、2019年8月28日、初の書籍「こども哲学ハンドブック 自由に考え、自由に話す場のつくり方(アルパカ刊)」を発売しました。
出版の背景
こども哲学は、1960年代にアメリカ・ニューヨークで始まり、現在ではヨーロッパ・オーストラリア・ハワイ・シンガポール・韓国・中南米など世界60カ国の学校に広がっている、話題の教育実践法。
日本の公立小学校では近年、学習指導要領に「主体的・対話的で深い学び」や「考え、議論する道徳」という文言が加えられ、アクティブラーニングが推進されています。そこで、すぐに答えの出ない問題を他の人とともに議論し、考え抜く力を育成する「こども哲学」が、教育現場で注目されているのです。
首都圏の私立小学校・中学校では、カリキュラムの一環として、すでに哲学対話を導入。さらに2017年よりNHK・Eテレで子ども向け哲学番組「Q~こどものための哲学」が放送され、話題を博しました。
当団体では2014年の設立以来、教育現場や家庭への「こども哲学」の普及と、ファシリテーター育成に努めてまいりました。2015年からはオリジナルカリキュラムによる「こども哲学入門講座」を開催し、300名以上の受講者に提供。本書は、その講座テキストを元に、こども哲学の入門書として編纂しました。
書籍の概要
・書名:「こども哲学ハンドブック 自由に考え、自由に話す場のつくり方」
・著者:特定非営利活動法人 こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ
・執筆者:三浦美沙、堀越 睦、小川泰治(ともにアーダコーダ理事)
・出版社: アルパカ ・発行日:2019年8月31日 ・価格:1,600円+税
・判型:B5変型 ・ページ数:120ページ/本文2色
書籍の詳細
こども哲学でこどもの考える力が変わる!
世界各国で行なわれ、日本でも行なわれはじめてきた「こども哲学」。
答えの簡単にでない問題をみんなで一緒に考え合うことで、「考える力」がつき、
自分の意見を明確に言えるようになり、
違う意見や立場の人と一緒に生きていく力が身につけられます。
著者について
深く楽しく役に立つ、 思考の時間を提供します。
「こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ」は、正解のない
問いについてグループで考える「哲学対話」のスキルやプ
ログラムを提供する、NPO法人です。理事はこども・おとな
向けの哲学対話を数多く実践・研究しており、また理事に
よる関連著書も多数発行されています。
当団体で提供している講座・ワークショップ・イベントの例
・こどもの主体性を引き出す「こども哲学入門講座」「こども哲学実践講座」
・自燃(じねん)型の組織をつくる「ビジネス哲学対話研修」
・公共施設やメディアでの、哲学対話に関する企画への監修者・進行役の派遣
【出版記念イベントのご案内】
・日時:10月4日(金)19:30〜21:00
・内容:アーダコーダ理事によるクロストーク、「こども哲学」体験等(予定)
・会場:ジュンク堂書店 池袋本店 4Fカフェスペース
本書に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ 事務局
E-mail:info@ardacoda.com
URL:http://ardacoda.com/