8月6日(木)大日本印刷様 ビジネス哲学対話〈開催レポート〉

2020年8月6日(木)に大日本印刷(株)で「ビジネス哲学対話」を行い、12名の社員の方々にご参加いただきました。

講座の冒頭で、大日本印刷(株)の冨永様より趣旨説明として、事業に関わるいろいろな人と、自由闊達に対話し、協働する組織、そして、前例や習慣にとらわれない組織にしていきたく、哲学対話を実施することにした旨をお話しいただきました。

趣旨説明の後、「哲学対話とは」を説明し、アイスブレイクも兼ねた自己紹介をしました。ユーモアのある方が多く、自然と場が和んだことで、次のワークの「質問ゲーム」も活発に問い合いがなされていました。

続いて用意していた「すぐに役立つ七つの質問」のレクチャーが不要だったくらいです。(笑)休憩時間をはさみ、後半は、哲学対話を行うための「問い出し・問い決め」から始めました。いくつか出された問いの中から投票で選ばれたのは、「人の成長に環境の影響はあるのか?」という問いでした。対話は、社内での具体的なエピソードから出発し、徐々に抽象的なテーマでの対話に。「個人の成長と組織の成長はどちらを優先すべき?」「成長してるって誰が判断するものなの?」「なんで人の成長を期待するんだろう」「なんで成長するのは良いことだとされているんだろう?」と『成長』について1時間ほど対話しました。

参加者の方からは、「ここからどうなっていくのか、もっと対話してみたい」「右脳と左脳、どちらも使っている感じがした」「こたえを出さなくて良いのが新鮮だった」などの感想をいただきました。

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アーダコーダ事務局