【開催レポート】「10代のための哲学対話部@オンライン」2025年12月イベント

開催日時:12月20日(土)19:00~20:30
参加者:5名(内インターン生3名)
進行役:あーちゃん

私たちは、今回、哲学対話を「答えがすぐに出ない・わからない問いとみんなでじっくり向き合って、自分の言葉と相手の言葉を聴き合うこと」と定義し、イベントを行いました。また、参加してくださっている皆さんが心地よく、安心して、より豊かな対話ができるよう、6つのグランドルール(約束)を設けています。


①分からなくなっていいよ
②意見がまとまらなくなっても、変わらなくてもいいよ
③何もいわなくてもいいよ(だから、沈黙があっても大丈夫)
④悪口や誹謗中傷(人をあえて傷つけるような発言)はしない
⑤「人それぞれだよね」で終わらせないようにしよう
⑥発言するときは手をあげよう

このイベントでは、テーマを設けず、自由にみんなが思いつく問いを出し合い、出てきた7つの問いの中から、多数決でこの問いに決まりました。責任をもつって、何をしていること?対話は、『「自分の決めたことに責任をもちなさい」という言葉がありますが、いったい、何をしたら責任をもっていると言えるのかを考えてみたい』という問いの背景から始まり、参加者それぞれのこれまでの経験を出し合いながら進んでいきました。

「やるって決めたら最後までやること」って、責任をもつことと同じなのだろうか?
リーダーだけが、「責任をもつ」のだろうか?(リーダーじゃない人には責任はある?)
連帯責任って、どこまで許されるのだろうか?(クラスメイトの遅刻って、クラスみんなの責任なのかな?)
「連帯責任」ではない言葉が浸透していたら、いったいどんな文化がつくれるのだろうか?

約45分の対話の中で、「責任」にまつわるエピソードを積み上げながら、じっくりと考えを巡らせる時間になったのではと思います。私自身、対話を通して「責任をもつ」ということへの掴みどころのなさを改めて感じるとともに、自分に対しても、他者に対しても都合よく使ってしまっていた言葉なのではないか?という気づきを得ることができました。対話の後にはおみやげの問い(持ち帰って考えたいこと)を共有したので、いくつかご紹介します。


「ルールに書いていないものに対して責任を問うとはどういうことなのだろうか?」
「責任感があるって、長所に思われているのはどうしてなのだろう?」
「どこまでが責任なのだろうか?」
「歴史的に、責任という言葉が生まれたのはいつ頃で、人間は、いつから責任を持つということを認知できるのだろうだろうか?」

今後、これらの問いについても考えてみたいと思います。

(ライター:あーちゃん)

告知
「10代のための哲学対話部@オンライン」では1月もイベントを開催しております!

[ 主催 ] NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ学生インターン
[ 日時 ] 1月31日(土) 17:00~18:30
[ 場所 ] ZOOM
[ 対象 ] 10代の方ならどなたでも (定員5名)
[ 参加費 ] 無料
[ 申込方法 ] Google Form

こちらのフォームよりご応募ください!(締切 :1月29日(木) 23:59 まで)

詳細はこちらから

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局