「こども園・保育園等における哲学対話の取り組みについて〜保育士支援、園全体へのアプローチという観点から」:アーダコーダ哲学プラクティスあれこれゆるゆるトーク(10/25、オンライン) 実施レポート

今回のトークのゲストは、尾崎絢子さん。尾崎さんは、これまで幼児や未就学児親子とのこども哲学・哲学対話を、さまざまな場所で実施されてきました。

数年前からは、こども園(東京)にて、対話活動の専門家(コミュニケーション講師)として活動されています。今回のトークでは、園での具体的な活動と、その根っこにある考えについてお話しくださいました。

大事にしているのは、「カリキュラムではなくspirit」であるということ。その点からも、園へのアプローチでは、下記のことを大切にしているそう。

・ゆっくり、じっくり、いそがない
・変えることが目的ではない
・現場の方へのリスペクト
・対話の優先順位を高くもつことの大切さを伝えるまた、大人が対話を大事にすることでおのずと関わるこどもたちにも対話の文化が育まれていく
という視点が印象的でした。

アーダコーダ哲学プラクティスあれこれゆるゆるトーク、次回は11月25日に、保育施設の中で幼児と哲学対話を行っている「おへそこども園」(佐賀)の保育士のお二人をゲストにお迎えし、お話をお伺いします!幼児とのこども哲学に関心のある方、こちらも必聴です。ぜひご参加ください。(ライター:井尻)

■「3歳〜5歳の”こども哲学”、こうやっていますーおへそグループの場合」 哲学プラクティスあれこれゆるゆるトーク【アーカイブ配信あり】
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アーダコーダ事務局