2023年1月13日に1,2年生、また1月31日に3,4年生にむけて横須賀学院小学校の「こども哲学」の授業を実施しました。
2023年に年がかわって初めてのこども哲学。
そんな1月のテーマは「お正月っておめでたいの?」
4学年全体を通して、「おめでとう」は何のためにいうのか、「おめでたい」って一体どういうことなのか、について考えました。
一番ゆっくと対話に時間を使ったのは4年生。
「おめでとう」というテーマで児童たち同士で問いを出し合い、しっかり対話をする時間を取りました。
「場合によっておめでとうの意味は違うの?」
「繰り返したらめでたくなくなるの?」
「おめでとうといわれて嬉しくないときもある?」
「おめでとうに意味が近い言葉はたくさんあるのに、どうしておめでとうを使うの?」
などなど。出てきたたくさんの問いの中からグループごとに問いを選んで対話を行いました。
「おめでとうと言う側と言われる側で言葉の意味はかわるのかな?」
「特別なことはめでたくて、繰り返していくと特別感が薄まって、めでたさがなくなってしまうのか」
「でも繰り返すことによってよりめでたさが増していくこともあるんじゃないか」
「おめでとうっていう挨拶ってちょっと上から目線じゃないかなぁ?」
などなど。今まであまり考えたことのない「おめでとう」という言葉についてじっくりゆっくり考える時間になりました。
次回は今年度最後の授業となる予定です。
今年度の集大成となるような時間をこどもたちと共に過ごしていきます。(ライター:とば)