こども哲学ファシリテーター養成講座〈初級編〉レポート

2024年2月17日(土)、2月24日(土)の2日間にわたり、こども哲学ファシリテーター養成講座〈初級編〉を行いました。

今回のレクチャー担当講師は、角田。それに加え、講座1日目には、2グループに分かれ、それぞれ講師の大前と安本が進行役を務める哲学対話とメタダイアログを体験いただきました。講座2日目は、受講者のみなさまにこども哲学のファシリテーションを実践していただきました。また、講師・受講生によるフィードバックも丁寧に行っていきました。1日を通して、たくさんのファシリテーションに触れ、実践し、考え、話し、聴き・・・とフル回転だったのではないかと思います。

2日間の講座を経て、受講者の皆様からは以下のような感想が寄せられました。その一部をご紹介いたします。

・「哲学対話やこども哲学は、知ってはいるけれどやったことはない…というものの一つでした。絶対的な一つの答えはないからやってみよう

・話してみよう、というのは、こども哲学の中身だけでなく実践そのものにも当てはまるのだなあと実感しました。オンラインでもこれだけ楽しく参加できたのは、自分ではびっくりです。」

・「とても実践的でした。また、実際にファシリテーターとして活躍されている方に直接お話を伺えるのもとてもありがたいし、即活かせることばかりでした。」

・「学ぶことと実践することは全然違うということがわかり、いい経験になりました。また、ファシリテーターそれぞれに色々な想いや考え、成功失敗があることがわかり、自分なりの方法を見つけていくことの楽しみができました。」

本講座の受講は、ゴールではありません。ぜひこれから、それぞれの場所で、こども哲学の実践を積み重ねていっていただけたら嬉しいなと思います。

次回のこども哲学ファシリテーション養成講座は来年度開催予定です。開催日時が決まりましたら、またアーダコーダfacebookやウェブサイトなどでご案内させていただきます。

こども哲学に関心のある方、これからこども哲学を始めてみたい方、始めてみたいけれどやり方に困っている方、皆様のご参加をお待ちしております。 (ライター:井尻)

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アーダコーダ事務局