戸文化子ども園ご依頼いただき、先日、新渡戸文化子ども園で、こども哲学を行いました。
SDGsについて学んでいる年長さん。「フードロス」をテーマにしたワークショップを行うにあたって、まずは身近な食べ物について対話をしてみることに!
みんなの前に持って行ったのは・・・「食べかけのバナナ」。
お腹いっぱいで食べられない。これ、どうしたらいいかな?というところからスタート。「食べたい!」「ここは黒いから、もう食べれないんじゃない?」 「食べたくないー」 食べたくない人にとっては、これはゴミ?「ゴミじゃない!」どうして?・・・
みんな、自分の考えを言葉にして伝えて、他の子の意見を聞いて、また考えて。それぞれに哲学の時間を楽しんだようでした。
園からは「こども哲学は初めてでしたので、発話できるか、対話がつむげるか未知数でしたが、ファシリテーターの方の問いかけに対して一人一人が考えたことを自由に話していました。対話があったからこそ、その後のワークショップも子どもの理解や集中度合いが高くなったと思います」といった感想をいただきました。(ライター:井尻貴子)