藤沢翔陵高校での総合的な探究の時間のプログラム〈2024年5月レポート〉

アーダコーダは、今年度も藤沢翔陵高校で各学年の年間約50コマの授業のコーディネートを担当しています。

5月の授業。1年生は初めての哲学対話に取り組みました。2年生は引き続きクエスチョンウェブなどを通じ、これから取り組む探究の問いの検討を行いました。3年生は論文や書籍を読み進め、問いの調査をさらに進めていきました。1年生の授業で行った、つまらない問いの特徴を考える授業では「興味を持てない」「すぐに答えが出てしまう」「個人的すぎて他の人が問いの背景を共有できない」などの意見が出ました。

哲学対話をみんなで楽しむために、どんな哲学対話がよい哲学対話か、そのためにはどんな問いを立て、どんなふうに進めていくのがよいか、生徒たちと共にメタ的にも考えながら、6月も哲学対話を行なっていきます。(ライター:つの)

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アーダコーダ事務局