【開催済み】こども哲学Online#02「『かっこいい』とは?『かわいい』とは?」開催報告付き

こども哲学Online#02 5月17日(日)のプログラムのご案内です。

「かわいい!」「かっこいい!」おとなもこどもも、よく使う言葉ですよね。でも、ちょっと考えてみたら、どうでしょう?折り紙の恐竜はかっこいい? じゃあ、本物の恐竜は? 熊のぬいぐるみはかわいい? じゃあ、動物園の熊は?あのアイドルはかっこいい? それともかわいい? 誰しもが納得するかっこいいやかわいいはありえる? 今回は、身近にあるものを手掛かりに、「かわいい」と「かっこいい」について考えてみます。みんなは、どんなものを「かわいい」とか「かっこいい」って思っている? ぜひ、聞かせてくださいね。

【開催報告】
【こども哲学Online#02実施レポート】
こども哲学Online#02「『かっこいい』とは?『かわいい』とは?」を実施しました。幼児から大学生までが参加し、「弱くてかっこいいものってある?」「かわいい景色ってどんな景色?」「かっこかわいい人ってどんな人?」など様々な問いについて考えを巡らせました。みんなで考えながら「何かができないことはかわいい」となったものの、終了2分前に「でものび太はかわいいとは思えない」という考えが出て、仮説はひっくり返されることに。「出木杉くんだったらギャップ萌え?」などまだまだ考えは続きそうなところで時間切れになってしまいました。

《講師》
井尻貴子(①年中〜年長、②小学1~3年生)

アート、哲学に関わるプロジェクト等の企画、運営、コーディネート、記録編集執筆などを行う。早稲田大学第一文学部(美術史)卒業、大阪大学大学院文学研究科(臨床哲学)博士前期課程修了。財団法人たんぽぽの家、公益財団法人東京都歴史文化財団東京文化発信プロジェクト室、NPO多様性と境界に関する対話と表現の研究所事務局長等を経て、現在に至る。共著書に、『哲学カフェのひらきかた』(大阪大学出版会、2014年)、『こころのナゾとき 小学1・2年/ 小学3・4年/ 小学5・6年』(成美堂出版、2016年)、共編書に『病院とアート–医療現場の再生と未来』(生活書院、2014年)、連載に「ケアする人のためのワークショップ・リポート」(ウェブ雑誌「教養と看護」)などがある。

桑原眞理子(①年中〜年長、②小学1~3年生)

大学卒業後、食品メーカーを中心に商品開発·マーケティング職に従事。「こども哲学」との出会いをきっかけに、子どもの斬新な発想に魅せられ2018年に独立。子どものマーケティング思考を育む体験型プログラム「6歳からのマーケティング思考レッスン」を開発し、ワークショップ等を実施。現在はモンテッソーリ教師として教室を運営する傍ら、幼児からおとなまで幅広い世代を対象とした哲学対話のファシリテーターとしても活動。モンテッソーリ教室 マヴィのおうち 主宰。日本モンテッソーリ教育総合研究所認定 3-6歳教師。
https://www.ma-mavie.com/

小川泰治(③小学4~6年生、④中学生、⑤高校生〜大学生)

宇部工業高等専門学校一般科(社会)講師。早稲田大学大学院文学研究科哲学コース博士後期課程満期退学。中学・高校・専門学校で「倫理」や「現代社会」、「哲学対話」の非常勤講師を務めたのち、2018年4月より現職。分担執筆に『こころのナゾとき 小学1・2年/ 小学3・4年/ 小学5・6年』(成美堂出版、2016年)など。子どもの哲学についての論文に「「子どもの哲学」における知的安全性と真理の探究 ― 何を言ってもよい場はいかにして可能か」(『現代生命哲学研究』、2017年)などがある。

尾崎絢子(③小学4~6年生、④中学生、⑤高校生〜大学生)

哲学対話ファシリテーター/コーディネーター。 保育士/幼稚園教諭。 ワークショップデザイナー(青学WSD育成プログラム終了)。 地域や学校、保育園など様々な場所で大人や子どもと考えることを楽しむ対話の場作りをしている。 子どもの支援者支援(子育て中の保護者や保育士研修など)としての哲学対話を実践の軸としながら、こども哲学の研究協力や子育て審議会委員、公民館の講座企画委員など、地域の子育て支援にも携わる。2児の母。

《講師からのメッセージ》
こんにちは。アーダコーダの井尻貴子です。今回は、みんなの身近なものから、「かわいい」と「かっこいい」について考えてみたいと思います。(井尻貴子)

午後の部を担当します。小川泰治です。小学生、中学生、高校生、それぞれの世代、一人一人で何を「かっこいい」「かわいい」と思うか、感じるかも違うと思います。もしかすると、「かっこいい」「かわいい」と感じる対象は同じでも、そう感じるポイントやその理由は違うかもしれません。具体的なものや人を挙げあいながら考えてみましょう。(小川泰治)

《こども哲学 Online#02概要》

実施日 5/17(日)

対象  ①年中〜年長、②小学1~3年生、③小学4~6年生、④中学生、⑤高校生〜大学生

時間  ①10:00-11:00、②11:20-12:20、③13:00-14:00、④14:20-15:20、⑤15:40-16:40

定員  ①6人、②10人、③10人、④10人、⑤10人

価格  各回2,200円(税込)

【5月15日(金)13:00追記】
高校生の枠について、対象を大学生までと拡大しました。

①年中〜年長を対象とした回では、保護者の方にもご協力をお願いいたします。
なお、本イベントはビデオ会議ツール「ZOOM」を使って実施いたします。パソコン・タブレット・スマートフォン、いずれの機器でもご利用可能です。

本企画は全4回のうち4回とも違うテーマ・内容を取り扱います。連続講座ではございませんので、1日からご参加いただくことができます。また、4日すべてご参加いただくこともできます。各回の実施内容・講師などの詳細はウェブサイトやSNSで明日から随時公開していきます。

参加のお申し込みはこちらから。

本イベントに関するご質問等ございましたらアーダコーダ事務局(info@ardacoda.com)までお問い合わせください。

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局