「企業内哲学者は実際のところ何をしているのか?」:哲学プラクティスあれこれゆるゆるトーク(5/25、オンライン) 実施レポート

5月の哲学プラクティスあれこれゆるゆるトークのテーマは企業内哲学者。

「企業内哲学者はいかなる意味で哲学者であるのか?―企業哲学実践の動向とその批判―」を2024年3月にご発表された佐々木晃也さんをゲストにお迎えしました。佐々木さんご自身が実際に企業内哲学者として従事していく中で考え、調査したことから生まれたのが本論文とのこと。今回の話題提供では論文の内容に加え、論文ではお書きにならなかったノルウェーやフランスでの事例や、新たな問題提起についてもお話しくださいました。

後半のみんなでトークの時間では、さまざまな問いが投げかけられました。佐々木さんご自身が企業内哲学者として従事する中で哲学をしている感覚があったのか、企業に哲学は求められているのか、企業内哲学者は本当に哲学していると言えるのか、などなど。白熱した会となり、予定の時間を延長することに。それでも、「時間が足りない!」という声が参加者のみなさんから聞こえてくるようでした。少なくとも自分は、もっともっとお話ししたかったです。(ライター:つの)

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アーダコーダ事務局