藤沢翔陵高校での第7回授業が、9/6(月)に行われました。
今回は夏休み明け最初の授業ということもあり、スライドで1学期の振り返りと2学期の目標(哲学対話の作法<話す・問う>)の確認、質問ゲームと哲学対話をしました。
質問ゲームと哲学対話、どちらも最初の問いは「中学生の夏休みと高校生の夏休み、どっちの方が楽しい?」でしたが、そこから夏休みをどう過ごしていたかという話題になり以下のような新たな問いがたくさんでました。
「楽しいとはどういうことか?」
「時間のゆとりがあるというのは楽しいにつながることなのか?」
「忙しい時には楽しさは感じられないのか?」
「複数の感情を同時に感じることはないのか?」
「遊び心でやるのと真剣にやるのとではどちらが楽しいのか?」
1学期に比べると的確な質問が出る場面が多かったように感じ、質問することやされることに慣れてきた印象がありました。授業終了後も講師に「気持ちと感情はどう違うか、自分はこう考えるのだけど・・・」と話しかけてくる生徒もいて、少しずつ哲学的に「考える」ことのおもしろさを感じられるようになってきているようです。
またしばらくは質問ゲームを重ねていくことになりますが、一つの問いからの答えをさらに次の問いにつなげていく、次々と問いの連鎖が編み上げられていくような、そんな光景が浮かびます。次回も楽しみです。