こども哲学教室ソフィー8月の実施レポート

対面からオンラインへと場所を移した子ども哲学教室ソフィーですが、夏休みのイベントとしてすみだ水族館でこども哲学を行いました。

通り雨直後の空から太陽の強く明るい光が届き、蒸し暑い中から一歩すみだ水族館の入口に踏み入れると、そこは薄暗くひんやり涼しい空間が広がっており、ドキドキワクワクが掻き立てられました。


階段を登るとそこには大きな水槽が私たちを迎えてくれました。小さい魚たちはライトの光を浴びて鱗がキラキラとカラフルな色を放ち、その下では水草の緑が鮮やかです。


次に見えて来たのはすみだ水族館の人気スポットであるクラゲの大水槽。その他にも様々な魅せ方の水槽が並びます。「不思議だな、何でかな?、を見つけたら教えてね」だいふくさんがそう声を掛けると待ってましたとばかりに次々と不思議や疑問が飛び出してきました。

先に進むと…ニョキニョキと顔を出すチンアナゴ、大きなエイに目を奪われ、ペンギンの餌やりでは食い意地の張っているペンギンもいれば食べる気のないペンギンがいちゃんとみんな食べられたのかなと心配したり、アシカの水槽ではアシカが忙しく泳ぎ続ける様子に釘付け。子どもたちの夢中な眼差しに出会う事ができました。

後半はサークル状に座り、すみだ水族館で見つけた問いを共有しました。沢山の問いを出し合い、その中から哲学対話に向いている問いってどれだろう?と探していきました。

みんなが選んだ向いている問いはコチラです。

・自分がペンギンだったら「のらペン(野生のペンギン)」と「かいペン(飼育されているペンギン)」どっちがいい?
・うみのいきものをなんでいろんな人が見に行くのだろう
・ペンギンと人間は友達になれる?クラゲと人間は友達になれる?

どれもみんなで対話をしてみたい問いばかりで迷いましたが、その中から選ばれた問いは「のらペンとかいペン、どっちがいい?」

筆者はかいペン派でしたが、のらペン派が多く「見られたくない」「自由だから」「狩りなど自分の力で生きている」「自分で狩った魚は与えられた餌よりも美味い」などの発言が聞かれました。かいペン派からは「敵がいなくて安全安心」「長生きできる」「みんなに見られて可愛いと言われたい」などの発言が聞かれました。

対話が進み、相手の意見を聞く中で自分の意見が変わる子もいました。沢山歩き疲れて対話ができる状態ではなくなってしまうのでは?と心配もしましたが、体験で得られたワクワクを維持し、体験を共有した者同士であることから問いに新鮮さを感じられ、みんなの思考がより深く問いに向いたように思います。

何よりも、とにかく、
みんなで問うことを楽しめた!
そんな時間でした。

秋にも対面イベントを企画していますので、みんなで問うことを楽しみたい方は是非いらしてください。お待ちしています。(ライター:朝倉)

こども哲学教室ソフィー@オンラインでは毎回様々なテーマで対話や活動を通して「哲学する」事を楽しんでいます。
クラスは毎月第1、第3土曜日に実施しています。
体験も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局