開催レポート:2/17こども哲学をしてみよう!(茨城・守谷市)

2月17日(土)、茨城県守谷市で「こども哲学をしてみよう!」を実施いたしました。

今回は「ひがし野まちづくりの会 親子の学びプロジェクト」の第1回企画としてこども哲学を選ばれたとのことで、アーダコーダにご依頼いただきました。 市内で小学生親子を対象としたこども哲学イベントは初めての開催だそうで、主催者の皆さんも私たちも「どんなこどもたちと哲学出来るんだろう♪」とワクワク・そわそわしながらのスタートでした。

皆さん初めは緊張している様子でしたが、クイズ形式のゲームや講師とのやり取りを通して次第に元気な声、柔らかい笑顔が増え「問いを考える」という哲学対話ならではの時間を楽しみました。 その後、こどもたちが講師のサポートで問いを選び、こどもグループ、大人グループに分かれてそれぞれ初めての哲学対話を楽しみました。

「どうして夜の学校は怖いの?」を選んだ小学1・2年生の部は、「妖怪がいるから怖い」「暗い学校は怖いけど、遊園地は暗くても怖くなさそう」など怖さの「正体」を考えたり、「そもそも怖いってなんだろう」という新しい問いを見つけたり。 他の子の考えを聞きながら「あ!もしかして、、、」「僕はこの前、、、」と話したいことがどんどん湧いてくる様子も見られ、初めての哲学対話を思い切り楽しんでくれている様子が伺えました。

小学3・4年生の部では問いを選ぶ時間もとても盛り上がり、こどもたち自身が「生きるってどうして大切?」という問いを作って対話を行いました。 帰り際には「もっとやりたい」「また絶対来る!」と親子で話しながら帰っていく姿が印象的でした。保護者の皆さんからも、普段の生活ではなかなか立ち止まって考えることのない問いにあえてみんなで向き合う哲学対話の時間が想像以上に面白かったという言葉もいただきました。 ご参加いただいた皆さん、守谷市ひがし野まちづくりの会の皆さん、ありがとうございました。

アーダコーダでは今回のような講師派遣も承っています。ご興味をお持ちの方は、時期や内容など、お気軽にご相談いただけますと幸いです。 お問い合わせはこちらからどうぞ!

(ライター:岩間)

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アーダコーダ事務局