2021年11月9日(火)に武蔵野大学付属千代田高等学院にて今年度第1回目の哲学対話の授業を実施いたしました。
選択制の授業に集まってくれた生徒は40名。「哲学対話について過去に聞いたことがある人?」という質問に手を挙げてくれたのは1名であったにもかかわらず、それでも「哲学対話」に興味を持ち選択して集まってくれた生徒たちと第1回目90分の授業を行いました。
哲学対話とは何か、そしてルールや心構えを共に確認し、問いに触れる体験としててつがくフルーツバスケット、そして最後に初めての哲学対話体験を行いました。初めての哲学対話の問いは「こどもとおとなどちらが幸せか」。
「こどもとおとなの狭間にいる私たちだからこそ考えたい問いだと思った」と問いを選んでくれた理由を説明してくれ、「おとなは与える幸せを、こどもは与えられる幸せを感じているのではないか」「おとなとこどもでは幸せの基準は分けられないのではないか」というような発言が出てきました。
今後千代田高等学院では今年度末に向け全5回の授業を実施していきます。