神奈川県にある藤沢翔陵高校で第8回、第9回の哲学対話を実施しました。
第8回 10月12日(月)、10月13日(火)開催
第8回は、クラスで一つの大きな円を作って対話をしました。はじめに、今日考えたい問いをそれぞれ周りの人と相談し合って決めて、それを全体で共有しました。その後、その中から1つの問いを選び、対話をしました。今回は「結果と経過の違いは何か?」や「どうしたら嫉妬はしなくなるのか?」などの問いが選ばれました。これらの問いについて、それぞれ思うことがあったり、実際に体験したことがあったりする生徒さんたちがいたりして、お互いにそれを慎重に聞いてあげる姿勢が印象的でした。「自分の話を聞いてくれる」という対話の土壌が徐々に育ってきているように感じます。
第9回 10月19日(月)、10月20日(火)開催
前回と同じようにクラスで1つの輪を作って哲学対話を行いました。はじめに、問いを記入してもらったプリントを集め、問いの背景を全体で共有しました。その中で選ばれた問いは、「共学の女子と女子校の女子、付き合うならどちらの方がいいか?」という問いと、「過程と結果、どちらの方が大切か」という問いの2つでした。特に前者はポップな問いということもあり、今回は全体的に賑やかに楽しみながら話し合いました。いよいよ哲学対話の実践も折り返し地点です。今後が楽しみです。