こども哲学は、こどもと一緒に、問い、話し、考える場。近年、日本でも、たくさんの「こども哲学」の場が開かれるようになりました。
でもそれは、大人が、こども哲学を魅力に感じ、企画したものであることがほとんど。じゃあ、こどもたち自身は、こども哲学についてどう思っているんだろう?というギモンから、こども哲学に参加したことのある小中学生をゲストに迎え、開催した今回のトーク。
「話しやすかったテーマ、話しにくかったテーマは?」
「こども哲学をやってみて、日常の変化はありましたか?」
「こどもてつがくでいちばん楽しい!と感じることは何ですか?」
「こどもてつがくを楽しめない人もいると思いますか?」
といった参加者からの質問に、率直に、ときに考え込みながら答えてくれたこどもゲストのみなさん。学校と学校外でのこども哲学の違いや、先生と先生じゃない人が進行をする違いについても話が及びました。
参加者からは、以下のような感想をいただきました。
「貴重なお話ありがとうございました。学校でのリアルな状況に驚きつつ、納得もしました。先生は正解を持っていてそこに誘導するというお話が印象的です。学校だけでなく、企業など組織でも同じ状況があります。対話の文化がまだまだ浸透してないと痛感しました。」
「子どもの声をリアルで聞ける機会ってなかなか無いので、この場自体がレアで素敵な哲学対話の場になったと思います。」
「自分も学生向けの哲学対話の運営などしているのでめちゃめちゃ参考になりました!」
哲学プラクティスあれこれゆるゆるトーク、次回は10/25を予定しています(9月はお休み)。詳細が決まりましたら、またご案内致しますので、どうぞよろしくお願いします!(ライター:井尻)