横須賀学院小学校2022年度11月特別授業の実施

横須賀学院小学校で、11月8日に3,4年生に向けて、11月11日に1,2年生に向けてこども哲学の授業を実施しました。

今回は学年によって授業の内容やテーマも色々でしたが、その中でもかなり盛りだくさんだった2年生での授業内容をお伝えします。

2年生は1コマ目は前回三笠公園でのフィールドワークでこどもたちから出てきた問いの中から、「なぜ海にはごみがたくさん落ちているのか」という問いで哲学対話を行いました。

こどもたちからは対話の中で、
「そもそもごみって何なのか」
「ごみは人間だけが出しているものなのか」
「ごみを捨ててしまっているんだとしたら、それはなぜなのか」
「山より海の方がごみが多く感じるのはなぜか」
など、盛りだくさんの問いと出会いました。
ぐっと対話に集中し、ほかの子が言葉に詰まっている間じっと待つという姿勢も見られました。

また2コマ目はほかの学年でも取り扱っていた「かわいい」についてゆっくり考える時間としました。
「かわいいはかっこいいとは違うのか」
「きれいでかわいいと思えるものはあるのか」
「人によってかわいいと思うものが違うのはなぜなのか」
「かわいいと好きなものはつながっているのか」など、たくさんのかわいい問いに出会いました。

また自分が「かわいい」と思っているものと、クラスメイトが「かわいい」と思っているものの違いにもたくさん遭遇することができた時間になりました。(ライター:とば)

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局