9月の横須賀学院小学校のこども哲学。1年生は境界線探しワークの第一弾「生き物と生き物じゃないもの」を。
3年生は「ルール」について考える時間としました。
安全や安心について夏休み前多くの時間を割いて話し合ってきた3年生。ルールの見直しも、安全に話をするために意識することについても繰り返し考えてきました。
この日は「ルールって必要?」という問いで3つのグループについてじっくり対話を行ったあと、グループごとにそれぞれの対話を振り返る時間を取り、最後にはクラス全体での振り返りを行いました。
クラス全体での振り返りの際、
「うちのグループで出た話をさせてください。〇〇がグループの振り返りで話してくれた話し、ここでみんなに向けて話しても大丈夫?」と発言者に予め確認をとって共有してくれた子がいました。
「対話の際、話が良く分からなくなっちゃったんだって教えてくれたんだ。だから、これからはどんなときでもみんながちゃんとわかっているか確認しながら進めたいねって話をしました」と。
「わからない」を声に出して伝えてくれた子も。そしてそれを大事なポイントだと気づき、了承を得てからみんなに丁寧に共有してくれた子も。
それぞれの中に安全や安心な対話に対する意識が確かに芽生えているな、と感じた夏休み明け最初の授業となりました。
(ライター:とば)