2016年度第1回こども哲学入門講座 / こども哲学実践講座

こども哲学入門講座 / こども哲学実践講座
「こども哲学」を行うために必要なことについて実践を通して学ぶ講座です。こどもたちとじっくり対話し、ゆっくり考えることにご興味ある方、自分もやってみたいという方、ぜひご受講ください。
イベントの概要

● 日時:
2016年7月31日(日)
10:00~13:00 (予定):入門講座
14:00~17:30 (予定):実践講座 ※入門講座を既に受講された方のみ受講可能です。

● 対象:
「こども哲学」に関心のある方
こどもの主体性を引き出す対話の場づくりに関心のある方
「こども哲学」や哲学対話を取り入れた授業づくり・教育実践に興味のある教員・教育関係者の方
※「こども哲学」未経験の方も歓迎です。哲学の知識は不要です。

● 会場:新宿NPO協働推進センター 501号室
東京都新宿区高田馬場4-36-12
※電車:高田馬場駅下車徒歩15分
※バス:小滝橋下車徒歩4分
アクセスマップはこちら

●定員:20人程度

●参加費:1講座 5,000円。同日の「入門講座」「実践講座」通し受講 9,000円。
※受講料は当日会場にて申し受けます。

●主催:NPO法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ

●申込み:
定員に達したため、お申し込みを締め切らせていただきます。
キャンセル待ちでのお申し込みをご希望の方は、件名を「7月31日講座キャンセル待ち希望」とし、アーダコーダ事務局 info@ardacoda.com まで、①お名前、②ご連絡先、③受講ご希望の講座(入門講座、実践講座、または両方)をお知らせください。

講師

堀越 睦
堀越 睦
※ほか、小学校、中学校、高校などでこども哲学を実践してきたアーダコーダメンバーが当日サポートいたします。
プログラム (予定)

●入門講座
1. こども哲学ってなに?
2. やってみよう!哲学対話
2.1 問いをつくる
2.2 探究する
〜休憩〜
3. こども哲学のレシピ
4. 質疑応答
5. 参考文献紹介

●実践講座
1. ファシリテーターのためのヒント
2. やってみよう!ファシリテーション
〜休憩〜
3. 対話の振り返り
4. 質疑応答
レポート

前半:入門講座

受講生全員が輪になり、哲学対話で使用するコミュニティボールを作ることからスタートしました。。
自己紹介を兼ねた、ボールづくりが終了したあとは、講義の時間。
講義は、最初に、こども哲学、哲学対話とは『「Doing philosophy(哲学する)」であることをお伝えし、具体的にどのような手法でこどもと共に「哲学する」のか、そのアプローチの手法や進行役の役割などについてお話ししました。
その後「やってみよう!哲学対話」と称し、受講者の皆さんに、実際に哲学対話を体験していただきました。
「そもそも?」「ほんとうに?」と問い合うことで、わかっている、知っていると思っていたことも、実はわかっていなかったことに気づく。
問いから問いが生まれることによって生じる、哲学対話の醍醐味である「モヤモヤ」感やおもしろさを感じてくださった方も多かったようです。
その後の質疑の時間には、ご自身が、こどもたちとするなら・・といった状況をふまえた質問がたくさん出ました。

後半:実践講座

実践講座では、進行役の具体的な心構えについての講義が行われました。
議論が咬み合わない原因を進行役が見落とさないようにする為には、どこに気がつけばいいのかなど、対話の交通整理をする際に役立つ実践的なポイントをお伝えしました。
       また午後の実践では、受講生の皆さんが実際に進行役となり哲学対話を行いました。
       その後の振り返りの時間には「自分も迷子になっていてわからなくなった!」「質問するって難しい!」「最後をどうしめくくればいいのか?」など様々な感想や意見が出され、受講者の皆さん自身が対話をとおして気づいたこと、疑問に思ったことなどを共有し、話し合いました。

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局