【開催レポート】哲学プラクティスあれこれゆるゆるトーク「共通了解を目指す哲学対話:本質観取ってなに?」

9月の哲学プラクティスあれこれゆるゆるトークのテーマは「共通了解を目指す哲学対話:本質観取ってなに?」。

ゲストには、豊橋技術科学大学准教授の岩内章太郎さんをお迎えしました。

岩内さんのご専門は現象学を中心とした哲学。そして、現象学の視点を取り入れた哲学対話である「本質観取(ほんしつかんしゅ)」にも取り組まれています。

当日は、岩内さんの自己紹介からスタート。哲学対話、本質観取に取り組むようになった経緯や、これまでの活動についての話から、「本質観取」とは何か、というテーマに入っていきました。「本質観取」とは「共通了解を目指す」哲学対話である、という岩内さん。

でもそれって、どんなものなのでしょう?岩内さんによると「「共通了解」というときには2つある。1つは事柄についての共通了解。もう1つは人と人の間の共通了解。「本質観取」は、対話を通して、それらを見出していこうとする言語実践だ」そうです。

では、具体的には、どんなふうにするのでしょう?今回のトークでは、そういった概念的な説明から、本質観取のグランドルールやプロセス、実際にどのように進んでいくのかなどについても詳しくお話しいただきました。

また、「なつかしさ」の本質観取をした際に、学生さんたちが書いた「なつかしさとは」についてのテキストもご紹介いただきました。

岩内さんによると、「構造としては共通している。そこが大事な点。あとは、表現のゲームなんです」とのこと。

「人それぞれの体験から始まり、共通性に向かって、そこから今度は人それぞれの自由な表現にしていく。」その繰り返しが大事だという言葉に、本質観取の醍醐味を感じました。

参加者の皆様からは
「具体的な例も交えてのお話、とても興味深く聞かせていただきました。」
「とてもわかりやすかったです」
といった感想をいただきました。
(ライター:井尻)

️こちらのトークですが、1年間限定での見逃し配信をスタートすることになりました!
今からでもお申し込みいただけます。岩内さんのお話し、詳しく聞きたい!という方、よろしければぜひ、アーカイブ配信をご視聴くださいませ!
(いつお申し込みいただいても、2026年10月14日までお好きな時間に何度でもご視聴可能です。)

[ 主催 ] NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ
[ 期間 ] 2025年10月15日(水) ~2026年10月14日(火)
[ 対象 ] 哲学プラクティスに関心のあるすべての方
[ 場所 ] オンライン
[ 受講料 ] 1,500円
[ 申込方法 ] Peatixページにて

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「あらためて、”哲学対話”ってなんだろう?:梶谷さんの考える、哲学対話のこれまでとこれから」
ゲスト:梶谷真司さん(東京大学大学院総合文化研究科教授)[ 主催 ] NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ
[ 日時 ] 11月16日(日) 10:00~11:30 (アーカイブ配信あり)
[ 場所 ] オンライン
[ 対象 ] 定員30名程度
[ 参加費 ] 1,500円
[ 申込方法 ] Peatixページから

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この記事を書いた人

アーダコーダ事務局