電通デジタル「哲学対話クラブ」第5回活動レポート

2019年5月10日(金)に(株)電通デジタルで第5回目の「哲学対話クラブ」の活動が開催されました。「哲学対話クラブ」は昨年の8月に社内サークル活動として正式にスタートされたもので、参加を希望する社員の方が有志で集まっています。 「愛」や「お金」についてそもそも論から語り合うのは深いコミュニケーションを生み出すとともに、ビジネスでのアイデア発想にも役立つということから、毎回部員が増えております。

第5回目はゲストとして社員であり哲学者としても活躍している、小林昌平さんをお呼びしました。小林さんは20万部ベストセラーの名著『ウケる技術』の著者であり、その他も数々の名作を世に送り出し、2018年には『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』が
わかりやすく深い哲学入門書として各界称賛のロングセラーに。今回は哲学をはじめとする人文学系の知恵をマーケティング・プランニングに応用するための考え方についてお話いただきました。

その後、講師を務める川辺が哲学対話の哲学観を小林さんの哲学観と関連づけて説明し、「哲学とは何か」「哲学とビジネスや社会はどう関係するのか」という問いをめぐり、会場は徐々に思考し対話する場へとヒートアップ。対話の時間は短かったものの、それぞれの参加者が自分たちの考えや思い込みを自問自答し、もやもやとした雰囲気が会場に満ちていました。

今回はいつにも増して多くの方にご参加いただき、大盛況の回となりました。 (株)電通デジタルでは今後も隔月で勤務時間後にサークル活動を実施していきます。

アーダコーダでは企業内での哲学対話サークル設立を応援しています。サークル顧問就任の相談につきましては アーダコーダ事務局 info@ardacoda.com までご連絡ください。

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アーダコーダ事務局