11月25日(木)「幼児との哲学対話ってどうやるの?ーおへそグループ吉村さん、諸岡さんと考える」〈開催レポート〉

おへそこども園などを運営する、おへそグループより、吉村さん、諸岡さんのお二人をお迎えして開催した、今回のトーク。

吉村さんからは、園長という立場から、「こども哲学をはじめた経緯」や「哲学対話を続けることで見えてくるもの」「保育に活かされた哲学対話」について。諸岡さんからは、日々子どもたちと哲学対話をしている立場から「どのようにやってるか、具体的なやり方(年齢別)」や「テーマ、問いの設定の仕方」といったことについてお話しいただきました。

後半は、2つのグループに分かれ、参加者の皆さんを交えてのトークタイム。実際に保育園や幼稚園で哲学対話をやっているという人や、これから小さな子どもたちとの哲学対話をはじめてみたいという人など、いろいろな角度からの質問、発言が途切れず、あっという間に終了時間に。

参加された方からは以下のような感想が寄せられました。

「子どもの時から考える力を育んでいくことは、子ども自身が自分のことを大切にし、同じように周りの友だちのことも大切にしていくことができるのだろうなと感じました。子どもも大人も誰もが自分自身で幸せになっていけるように、哲学対話を活かしていきたいと思います。」

「今回、初めて「おへそグループ」の活動を詳しく知る機会となりました。現場でご活躍されている諸岡先生の子供たちへの関わり方には、学ばせていただくことが多くありました。特に、「楽しい」と思える経験を共有すること、そしてそれを重ねていくことによって、自然に子どもたちの中に哲学対話へ参加する意欲が芽生える点は、大切に思いました。」

哲学プラクティスあれこれゆるゆるトーク、12月はお休み。次回は1月25日(火)を予定しています。詳細決まりましたら、またご案内させていただきます。どうぞよろしくお願いします!

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局