横須賀学院小学校 第6回〈実施レポート〉

2021年度6回目の授業を、11/16(火)に3、4年生向けに、11/19(金)に1、2年生に向けて実施いたしました。


テーマは「ともだち」。
今回、2~4年とは前半「質問」の練習を実施!自身の意見を言うことはできても、他者の意見を丁寧に聞き、それについて問うことはとても難しいこと。
今後、よりこどもたちが互いに問い合っていくため、質問ってどんな形の質問があるのかを共に学び、質問の練習のための「質問ゲーム」も行いました。


後半はテーマである「ともだち」に関する問いついてそれぞれ考える時間を。一人一人がじっくり考えた後、クラス全体で問いを一つ選び、全員参加での哲学対話を行いました。
「ともだちは必要か?」という問いが選ばれたクラスでは、「ともだちがいなくても家族がいれば寂しくない」「ともだちがいなくても一人で十分楽しめる」「一人の時間もほしくなる」という意見に対し、「一人ではできないことがある」「ともだちがいることで、自分では気づけないことに気づかせてもらうことができる」「つらいときに励まし合える」というような意見も。


対話の中では自分の意見を言うだけでなく、クラスメイトの意見に対して質問する場面が多く見られました。
自らの意見に対して質問されることで、さらに考えるチャンスをもらえる、そんな時間になっていったように感じました。また1年生は、どういった属性の存在が自分の「ともだち」になりえるかについてプリントで回答しながら考えました。
「おや」「きょうだい」「せんせい」「ペット」「じてんしゃ」などなど。回答を発表し合うことで、自分の回答がクラスメイトの回答と違うことを知る時間となりました。

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局