子どもの哲学国際学会でアーダコーダがシンポジウムを実施しました

世界各地の「こどもの哲学」(P4wC)の、実践者・研究者が一堂に会す2年に一度のイベント、子どもの哲学国際学会(ICPIC)が東京で8月8日から11日に開催され、アーダコーダは「なぜ、学校に対話が必要 なのか? 外部からの学校での対話活動の促し」と題したシンポジウムを実施しました。熊本大学の苫野一徳さん、子どもの成長と環境を考える会代表の白井一郎さんを迎え、アーダコーダからは代表の角田、副代表の河野と井尻が登壇しました。

哲学者・教育学者の苫野一徳さんからは「哲学対話をベースにした学校づくりの実践」と題し、教職員の哲学対話の実践についてお話をしてくださりました。次に、さまざまな学校に哲学対話等で関わっている白井さんからは「学校を変える哲学:教育改革の実践」という表題で、豊富な実践例を元に学校との連携について課題と今後の展望についてお話をしてくださりました。最後に、角田からは「学校『に』哲学対話『で』関わるとはどういうことか」と題した発表で、学校の外部と内部での関わり方の比較や考察が話されました。

全体でのディスカッションは白熱し、予定通りの時間には終わらずに延長することに。対面とオンライン合わせて100名以上の方にご参加いただき、シンポジウムは大盛況となりました。(ライター:角田)

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局