神奈川県にある藤沢翔陵高校で2学期の哲学対話の授業がスタートしました。1学期はクエスチョンウェブなどを使って、紙面上での対話を行っていました。しかし、これから徐々に対面での対話に移行していきます。そのため、今回は肩慣らしの意味も込めて、4人1組のチームを作り、「質問ゲーム」を行いました。お題は、「生まれ変わったら何になりたい?」です。発表者がそのお題に答え、その他の3人の質問者がそれに対する質問をし、再び発表者がそれに答える。これを約5分ほど繰り返し、一度それぞれが発表者になるように4セットを行いました。時に質問が思いつかなくなり、沈黙が続くこともありましたが、これもまた哲学対話のいいところです。生徒さんたちからは、それをゆっくり聞いて、待つ姿勢が見受けられました。今後の対話が楽しみです。