横須賀学院小学校 第3回〈授業レポート〉

2021年度3回目の授業を、6/15(火)に3、4年生に、6/18(金)に1,2年生に向けて実施してきました。
2年生~4年生の今回のテーマは「ふつう」。


「ふつう」という言葉はどんなときに使われるかな?どんな意味があるのかな?という話し合いから始まった今回の授業。
こどもたちからは次々と「あたりまえのこと」「毎日繰り返されること」「一般的なこと」「中間・真ん中」「普通盛り」「普通電車!」などたくさんの意見が。
その後は各自自分が考える「ふつうの朝ごはん」を描いてみることで、それぞれが持っている「ふつう」を探る時間を取りました。


描いた朝ごはんはどれも見事に異なっていて、人それぞれが思う「ふつう」は違っているね、というところから、後半輪になり「ふつう」を考えていく時間を取りました。


「よいふつうとわるいふつうがあるのか」「ふつうとルール、そしてマナーは別なのか」「ルールとふつうが別物なら、ふつうは人それぞれ違っていてもいいんじゃないのか」「ふつうという言葉は嬉しい?嬉しくない?」「ふつうじゃないってどういうことなのか」


こどもたちからは様々な考えが出てきました。1年生は、前回2-4年生が話した「生き物」と「生き物ではないもの」について考える時間をゆっくりと。


うちゅうじん、石、地球、ぬいぐるみなど、生きているか生きていないかがあいまいなものたちについてじっくり考え、お互いの意見を聞きあうことができました。次回7月は夏休み前最後のこども哲学。たくさんもやもや考える時間作ります。

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局