【開催済み】こども哲学Online#04「No Music, No Life?」

こども哲学Online#04 5月31日(日)のプログラムのご案内です。

テーマは音。午前の部は生活の中にある音がテーマです。小鳥の鳴き声、洗濯機がガラガラする音、赤ちゃんの泣き声…。おうちにある不思議な音や楽しい音、怖ーい音や優しい音、色んな音を一緒に探したり、作ったりしてみます。午後の部は無音の音楽こと、ジョン=ケージ『4分33秒』から音について考えます。音と音楽の違いってなんだろう?そもそも音楽って…?音楽に興味がある人も、そうでない人も一緒に考えてみませんか?

《午前の部》
音の探検家になろう!
小鳥の鳴き声、洗濯機がガラガラする音、赤ちゃんの泣き声…。君の暮らすおうちの中には、たくさんの音があるみたい。きみのおうちにある不思議な音や楽しい音、怖ーい音や優しい音、色んな音を一緒に探したり、作ったりしてみない? 不思議な音ってどんな音?どうして不思議って思うんだろう?そんなことをお話しながらみんなで一緒に「音」について考えてみよう。それを「てつがく」っていうよ。てつがくしたあとは、いつもと同じお部屋が、ちょっと変わって見えるかも…!?

《午後の部》
今回は、ジョン=ケージ作曲の『4分33秒』を聴き、哲学対話を行います。この曲を聴いてあなたはどんな問いを思い浮かべますか?また、この曲にオリジナルのタイトルをつけるとすれば、どんなタイトルにしますか?「そもそも音楽って?」、「音と音楽の違いってなんだろう?」、「どうすれば音楽と言える?」音楽鑑賞×哲学対話で今までの音楽に対するイメージを改めて振り返り、考えを深めていきます。音楽に興味がある人もそうでない人も一緒に考えてみませんか?

《講師》
尾崎絢子(①年中〜年長、②小学1~3年生)

哲学対話ファシリテーター/コーディネーター。 保育士/幼稚園教諭。 ワークショップデザイナー(青学WSD育成プログラム終了)。 地域や学校、保育園など様々な場所で大人や子どもと考えることを楽しむ対話の場作りをしている。 子どもの支援者支援(子育て中の保護者や保育士研修など)としての哲学対話を実践の軸としながら、こども哲学の研究協力や子育て審議会委員、公民館の講座企画委員など、地域の子育て支援にも携わる。2児の母。

盛岡千帆(①年中〜年長、②小学1~3年生、③小学4~6年生、④中学生、⑤高校生〜大学生)

立教大学大学院修了(教育学)。小中高の教員免許所持。2016年よりこども哲学の実践や研究を行なっている。2018年の国際哲学プラクティス学会(ICPP)、2019年の国際子どもの哲学学会(ICPIC)等でプレゼンテーション発表やポスター発表を行う。分担執筆に『Prácticas filosóficas comparadas ―Filosofía con/para niños. Consultoría filosófica. Talleres filosóficos―』(noveduc、2019年)また、株式会社LITALICOではLITALICOワンダー事業部のディレクターとして自由なものづくりを通してこどもの創造力、思考力を育む教育に携わる。

舟山舞(③小学4~6年生、④中学生、⑤高校生〜大学生)

国家資格キャリアコンサルタント。NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ主催こども哲学ファシリテーター養成講座修了。機械メーカー勤務、職場や地域で考えることを楽しむ対話の場作りに携わる。不定期で小中高校生との哲学対話に関わったり、横浜でこども哲学のイベントを開催するなど実践を積む。自身の子育てにおいては、多様な視点を取り入れ、親子が共に学ぶ機会を意識的に増やしている。二児の母。

角田将太郎(①年中〜年長、②小学1~3年生、③小学4~6年生、④中学生、⑤高校生〜大学生)

NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ代表理事。東京大学教養学部で哲学を学び、卒業後は当団体事務局を務め、2019年7月より現職。アーダコーダでは、講師として学校や美術館で未就学児や小学生に哲学する体験を届けるほか、社員の能力開発や企業の組織開発のための研修などを行っている。

《こども哲学 Online#04 概要》

・実施日 5/31日)
・対象  ①年中〜年長、②小学1~3年生、③小学4~6年生、④中学生、⑤高校生〜大学生
・時間  ①10:00-11:00、②11:20-12:20、③13:00-14:00、④14:20-15:20、⑤15:40-16:40
・定員  ①6人、②10人、③10人、④10人、⑤10人
・価格  各回2,200円(税込)

— 5月15日(金)13:00追記 —
高校生の枠について、対象を大学生までと拡大しました。

①年中〜年長を対象とした回では、保護者の方にもご協力をお願いいたします。
なお、本イベントはビデオ会議ツール「ZOOM」を使って実施いたします。パソコン・タブレット・スマートフォン、いずれの機器でもご利用可能です。

本企画は全4回のうち4回とも違うテーマ・内容を取り扱います。連続講座ではございませんので、1日からご参加いただくことができます。また、4日すべてご参加いただくこともできます。各回の実施内容・講師などの詳細はウェブサイトやSNSで明日から随時公開していきます。

参加のお申し込みはこちらから。

本イベントに関するご質問等ございましたらアーダコーダ事務局(info@ardacoda.com)までお問い合わせください。

《こども哲学Online#04実施レポート》
幼児から大学生まで日本全国様々な地域からご参加いただきました。「音が聞こえなくてもそこに音があると言える?」「音楽の条件は?」「音楽は何のためにある?」など様々な問いについて考えを巡らせました。全4回の特別イベントは今回で終了となりますが、「今後もこういった場を作ってもらいたい!」という声を多数お聞かせいただいたため、今後もオンラインでのこども哲学に取り組んで参ります。続報をお待ちください!

この記事を書いた人

アーダコーダ事務局